多焦点眼内レンズ

通常の単焦点眼内レンズでは老眼の発生が避けられませんでしたが、多焦点眼内レンズは遠方と近方の双方にピントを合わせることが出来るため、老眼を克服し快適な視界を得ることが出来ます。
利便性に大変優れたレンズですが、全ての距離をカバーする万能レンズというわけではありません。
また光のにじみや散乱(グレア、ハロー)があり、角膜乱視の影響を受けやすいといった特徴があるため、全ての方の眼の条件に合致するものでもありません。
適応に関しては事前に十分な検査とご説明を行い、患者様の理解が得られた上で慎重に施行していきます。

光学特性

先進医療施設認定

当院は厚生労働省から「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」に関して先進医療施行の認定を受けております。
先進医療とは一般の保険診療で行う医療水準を超えた高い技術を要するものとされており、健康保険の適応対象外となります。先進医療認定施設では治療そのものに対する費用は全額自己負担となりますが、通常の診療と重なる部分に関しては保険診療として行うことが出来ます。
多焦点眼内レンズの場合は手術費が自己負担となり、手術前後の診察、検査、投薬は保険診療として扱われます。

  • 単焦点レンズで遠方にピントがあった状態
    単焦点レンズで遠方にピントがあった状態
  • 単焦点レンズで近方にピントがあった状態
    単焦点レンズで近方にピントがあった状態
  • 多焦点レンズで遠近両方にピントがあった状態
    多焦点レンズで遠近両方にピントがあった状態
手術費用

片眼 406,710円   両眼 813,420円 (先進医療の費用は非課税です)
手術に必要な診察、検査、採血、投薬は1~3割の保険診療による自己負担となります。

民間の医療保険では、通常は先進医療費を支給対象としておりません。
しかし先進医療費をカバーする特約を付加している方は、保険金給付を受けることが出来ます。保険会社や加入内容により取り扱いが異なりますので、手術前に保険会社にお問い合わせください。

先進医療費は高額療養費の支給対象にはなりませんので、ご注意ください。